[2018年08月15日]

暮るるまで蝉鳴き通す終戦日

下村ひろし(1904~86)

終戦日が秋の季語。終戦記念日、敗戦日、敗戦忌、終戦の日なども同意の季語です。
今日は、終戦日。1945(昭和20)年8月15日、日本はポツダム宣言を受諾し、昭和天皇が終戦の詔勅をラジオから放送し、第2次世界大戦が終結しました。終戦記念日、敗戦忌、終戦日などとニュアンスを変えて言われますが、戦争を否定して、平和に徹して生きる決意を確かめ合う日ですね。戦争を知らない世代が増えてきて時間とともに戦争のことは忘れられてゆきますが、原爆のことも含めて戦争の無意味さを忘れてはなりませんね。私も終戦の日は北海道で3歳でしたが周りの大人の異常さをかすかに覚えています。
この句では、終戦日に日が暮れるまで蝉が鳴いているとだけ詠っています。それが不思議と虚しさを伝えてくれます。
作者しもむら・ひろしの紹介は、2006年8月9日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・今朝7時、行方不明の山口県周防大島町の2歳の男児が見つかりました。意識があり受け答えができる状態だということです。おじいちゃん、良かったね。今読んでいる本、矢部宏冶著「日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか」(集英社インターナショナル、2014年刊)。歴史を紐解き、新しい国の形を模索しています。

投稿者 m-staff : 2018年08月15日 09:28

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/6518