[2018年08月29日]

掃き寄せてすくなき桜紅葉かな

田中裕明(1959~2004)

桜紅葉が秋の季語。
秋の「桜紅葉」は、秋の半ばごろ、他の木がまだ緑のうちに、色づいた葉が散り始めます。ほかの木よりも早く始まり、あっけなく散りはかなく感じますね。バラ科の落葉高木。楓などの華やかな紅葉と違って、茶色や暗赤色の沈んだ色合いが一抹の悲哀や無常を漂わせ、いっそうこの木を味わい深く見せています。まだ暑さの残るうちに秋を告げて、夏の暑さに疲れたような感じがしますね。横須賀西公園の桜も色づき散り始めました。
この句で作者は、掃き寄せてみればまことに少なき桜紅葉であったよ、と慨嘆しています。早くして亡くなった作者の眼の付け所に感心します。
作者たなか・ひろあきの紹介は、2011年8月21日を参照。
(出典:辻 桃子著「俳句の草木」、創元社、2003年刊)
・障害者の雇用で中央省庁は雇用者数を大幅に水増しした問題は
とんでもないことですね。国や自治体、企業などには従業員の一定割合以上の障害者を雇用する義務があります。それを推進する中央官庁からして違反をしているなんて言語道断ですね。

投稿者 m-staff : 2018年08月29日 09:53

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/6533