[2018年08月31日]

あるだけの風を持ち去り野分かな

榊原風伯

野分が秋の季語。野わけ、野分立つ、野分波、野分雲、野分跡、野分晴れ、夕野分なども同意の季語です。
秋の暴風のことで、「野分の風」の省略した形で、野分けとも言います。野の草を吹き分ける風のことで、秋に吹く強風。草を倒し、垣根を倒して吹きすぎます。雨が降ることもありますが、台風とは違って草が主体になります。
この句では、野分が去ったあとは、まるでそこいらへんにあるだけの風を持ち去ったような印象がありますね。野分の吹いている最中よりも過ぎたあとの荒れた光景にこそ野分の面白さがあります。
(出典:俳誌「炎環」、2017年10月号より)
・台風21号が発生しました。成長すればとんでもない被害を起こしそうです。エンジェルスの大谷選手が9月3日の試合に登板することになりました。うまくゆけば9月は毎週日曜に投げます。

投稿者 m-staff : 2018年08月31日 09:34

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