[2018年09月01日]

顎鳴つて納まる欠伸震災忌

平畑静塔(1905~97)

震災忌が秋の季語。関東大震災日、防災の日なども同意の季語です。
今から95年前の1923(大正12)年9月1日午前11時28分、ベランダから見える相模湾を震源とする大地震が東京、横浜を中心に関東一円を襲いました。各地で甚大な被害をもたらしましたが、死者不明者は14万余り、東京だけでも約7万人の死者を出し、地震が引き起こした火災によって多くの家屋が焼失しました。
この句の状況はどのように考えたらいいのでしょうね。いろんな解釈が出来ますね。作者は医者ですから、亡くなった人が欠伸をしているかのように、口が開いているのを顎を鳴らして口を閉じさせたという説。また、震災の余りのひどさに呆然として欠伸をしている患者がいて、その患者の顎が奇妙に鳴り、さしもの地震が納まったという説。さてどちらでしょうね。
今日は二百十日。立春から数えて二百十日目。厄日とも言いますね。
作者ひらはた・せいとうの紹介は、2005年4月7日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・アジア大会サッカー女子のなでしこジャパン優勝、ホッケー女子のさくらジャパン優勝、さらに女子野球Wカップ2018でマドンナジャパンが6連覇。日本の女子が活躍しています。

投稿者 m-staff : 2018年09月01日 10:04

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