[2018年09月04日]

まづ風は河原野菊の中を過ぐ

福田甲子雄(1927~2005)

河原野菊(かわらのぎく)が秋の季語。野菊、紺菊も同意の季語です。
野菊という名の植物は無く、野生の菊という意味で野菊と言いますね。りゅうのうぎく、のじぎくは白花、あぶらぎくは黄色、のこんぎくとよめなは淡い紫色、海岸性の白色のはまぎく、こはまぎく、黄色のいそぎくも含めて、俳句ではみな野菊として扱われています。群生する野菊が風に吹かれている様はとても風情がありますね。道端や野原でよく目につくのはのこんぎく、よめななどが代表的な花ですね。
作者の住んでいた甲州の笛吹川の側には河原野菊が群生していていっそう野趣をそそります。
作者ふくだ・きねおの紹介は、2006年2月5日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・今年最強と言われる台風21号が四国、紀伊半島に上陸し北上、日本海に抜けるコースをたどっています。いずれにしてもお騒がせな台風で被害が心配です。どうぞ備えが十分でありますように。

投稿者 m-staff : 2018年09月04日 10:21

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