[2018年09月09日]

重陽の雨が叩けり真葛原

有働 亨(1920~2010)

重陽(ちょうよう)が秋の季語。重九(ちょうきゅう)、重陽の宴、菊の節句、菊の日、菊水、菊瓶なども同意の季語です。
今日は、重陽の日。陽数の九が重なるので重九、重陽と呼び、目出たい日とされています。男性は高い丘に登り、菊花酒を飲み祝う行事。平安時代には宮廷行事となり、これを重陽の宴と言い、菊の酒を賜りました。今はそうした行事は行われなくなりましたが、9月9日が秋祭りの日とする風習は全国で行われています。「おくにち、おくんち」もその一つで収穫祭ですね。
この句で取り上げている「真葛原(まくずはら)」は葛の多く茂っている草原を言います。目出度い重陽の日に、強烈な雨が真葛原に降っていると詠っていますが、何かおどろおどろしい気分になりますね。
作者うどう・とおるの紹介は、2006年12月28日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
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投稿者 m-staff : 2018年09月09日 09:32

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