[2018年09月17日]

吾亦紅霧の奥にて陽が育つ

宮坂静生

吾亦紅(われもこう)が秋の季語。吾木紅、我毛香も同意の季語です。
秋風に揺れている様子が楽しく見えますね。咲き始めは紅紫色で、日が経つにつれて褐色に変わりますが、普通の花のように散ることはありません。バラ科の多年草。日本各地で見られ、秋も深まると茎の上方で枝が分かれて花弁の無い花が密集して穂状に開きます。穂は短い円筒状で俵に似た形をしていますね。苞と咢だけで花弁の無い花です。
この句では、垂れこめた朝霧の「奥」で太陽が育ちつつあるといった感じ方には、内面にこもった若々しい力がみなぎっていますね。
今日は、敬老の日。
作者みやさか・しずおの紹介は、2007年11月10日を参照。
(出典:大岡 信著「第七 折々のうた」、岩波新書、1989年刊)
・ベルリンマラソン男子で、ケニアのエリウド・キプチョゲ選手は、2時間1分39秒の驚異的な世界記録で優勝。これまでの記録を1分以上短縮。東京五輪の優勝候補になりました。

投稿者 m-staff : 2018年09月17日 09:28

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