[2018年09月27日]

枯るるなら一糸纏はぬ曼珠沙華

殿村莵絲子(1909~2000)

曼珠沙華(まんじゅしゃげ)が秋の季語。彼岸花、死人花、天蓋花、幽霊花、捨子花なども同意の季語です。
ヒガンバナ科の多年草。田の畔や土手、墓地などに群生して咲く花は、燃えるようでいてまことに美しいものですね。23日の墓参りでも墓地内にたくさん咲いていました。
この句の「枯るるなら」は、自らが枯れるならの意味ですね。70歳を過ぎた婦人が年齢を意識してこのように詠っています。これは枯れてもただでは枯れないという心意気があるからであり、そこで「一糸纏(まと)はぬ曼珠沙華」と展開しています。闊達な自己放棄の決意が伝わってきますね。
作者とのむら・としこの紹介は、2005年6月6日を参照。
(出典:大岡 信著「第九 折々のうた」、岩波新書、1991年刊)
・予想通り広島カープが球団初のセントラルリーグ3連覇。ベテランと若手が良くかみ合っていますね。さて、日本はアメリカと関税を含む日米交渉開始で合意。交渉中は関税の引き上げを回避しました。とりあえずはトランプの恫喝を逃れましたが、この後が厳しいことは変わりがありませんね。

投稿者 m-staff : 2018年09月27日 09:54

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