[2018年10月06日]
つまらなく夫婦の膝の柿二つ
石川桂郎(1909~75)
柿が秋の季語。甘柿、渋柿、熟柿(じゅくし)、木守柿(きもりがき)、富有柿、柿の秋なども同意の季語です。
裏の武山の沢の一軒には、柿の老木が植わっていて、今頃になると多くの実がなっています。
柿の葉が落ちつくすころになると、柿は樹上に赤く熟れて、美しい晩秋の彩になります。柿は日本の秋を代表する果実、中国や朝鮮半島にも分布していますが、日本でもっとも発達した果樹として知られていますね。甘柿では富有、次郎が有名で、ともに果実が大きく、豊かな楕円形ですね。
この句では、日常生活の一端を「つまらなく」「柿二つ」と表現して、夫婦の距離感を表していますね。
作者いしかわ・けいろうの紹介は、2006年2月8日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・大リーグ今日は4試合。アストロズとインディアンスは7対2でアストロズ、ロッキーズとブルワーズは4対0でブルワーズ、ヤンキースとレッドソックスは3回まででレッドソックスが5対0でリード、このあとブレーブスとドジャースが行われます。10月は大リーグが一番面白い季節です。
投稿者 m-staff : 2018年10月06日 10:02
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