[2018年10月08日]

茶の木咲きいしぶみ古ぶ寒露かな

飯田蛇笏(1885~1962)

寒露が秋の季語。
今日は、寒露。寒露とは、この時期に野の草花に宿る露のことで、秋も深まってきたと言う気候を感じさせてくれますね。五穀の収穫も盛んで、山野にはそろそろもみじが色を重ねてゆきます。
24節気の一つ。北海道では初氷が観測されます。少しひんやりと感じはじめ、すべてのものが透明度を増してゆきます。晴れ上がった日などでも、すでに暑いとは思わなくなり、万事過ごしやすい季節ですね。
この句の「いしぶみ(石文)」は、事績を後世に伝えるために、文字を刻んで建てておく石のことで、石碑、碑などを言います。そのいしぶみが古くなって、文字もかすかになる寒露のころの茶の木は渋く咲いている、と詠っています。
今日は、体育の日。
作者いいだ・だこつの紹介は、2005年6月23日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・シカゴマラソンで、大迫 傑選手が日本男子初の2時間5分50秒の日本新記録で3位に入りました。これまでは今年2月に東京マラソンで設楽悠太選手が出した2時間6分11秒で21秒更新しました。いずれも1億円が目当てです。それでも記録更新の夢はますますランナーを奮い立たせるでしょうね。

投稿者 m-staff : 2018年10月08日 10:11

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