[2018年10月27日]

古写真出して笑ひぬ夜は長し

高木晴子(1915~2000)

夜は長しが秋の季語。夜長、長き夜、夜長しなども同意の季語です。
1年中で夜が最も長いのは冬至前後ですが、夏の短夜の後なので、すっかり夜が長くなったと思ってしまいますね。冷え冷えとした秋はいっそう夜の長さを感じさせてくれます。
万葉集でも大伴家持に次の歌があります。
「今造る久邇(くに)の都に秋の夜の長きに独り寝るが苦しさ」
秋の夜を長いと感じることは万葉の時代からありました。
この句では、晩秋の夜は長いので、それに合わせて普段は見ることない古い写真を引っ張り出して歓談している様子がうかがえますね。
今日から読書週間。
作者たかぎ・はるこの紹介は、2006年3月31日を参照。
(出典:蝸牛社編集部編「新季寄せ」、蝸牛社、1995年刊)
・ワールドシリーズ第3戦はボストンから場所を移してロサンゼルス。やはり暖かいせいか観客は皆、半袖。のびのびとした面白い試合を期待します。日本シリーズが今日開幕。日本一をかけて広島とソフトバンクが闘います。こちらも楽しみです。

投稿者 m-staff : 2018年10月27日 09:35

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