[2018年10月28日]

石二つ相寄るごとし秋のくれ

原 石鼎(1886~1951)

秋のくれ(暮)が秋の季語。秋の夕暮、秋の夕、秋夕(しゅうせき)、つるべ落としなども同意の季語です。
秋の暮は、秋の日暮れのことで、秋の終わりではありません。古くからこの両方に使われてきましたが、今では日暮れ時だけを使います。しかしながら、春の暮の方は、逆に季節の終わりとして使われ、のちに季節の終わりと春の日暮れの両方で用いられてきました。秋の終わりのことは「暮の秋」と言いますね。
この句での「石」は、純粋な人間性を象徴する言葉として使われています。人間本来の姿を浮き彫りにするのは、「秋のくれ」の寂寥(じゃくりょう)のあってのことです。二つの石が相寄り「愛」が生まれます。
作者はら・せきていの紹介は、2005年10月30日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・日本とアメリカの野球の違いは引き分けがあるか無いかですね。昨日は野球三昧の日。ワールドシリーズは延長18回に決着。日本シリーズは延長12回で引き分け。一日中テレビにかじりついて野球を見ていました。

投稿者 m-staff : 2018年10月28日 09:22

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