[2018年11月04日]

かなしめば鵙金色の日を負ひ来

加藤楸邨(1905~93)

鵙(もず)が秋の季語。百舌鳥、鵙の高音、鵙日和、鵙の声、鵙の贄(にえ)なども同意の季語です。
過日、雑木林で鵙の声を聴きました。キーイッ、キーイッ、キキキキキと鋭く鳴くので、鳴き声に圧倒されます。これが鵙の高音。大きさは雲雀と椋鳥の中間ぐらいで、くちばしは先端がとがっていて下方に曲っています。肉食貪欲。昆虫、蛙、鼠を捕食して、またこれらの餌を木の枝に刺して、鵙の早贄(はやにえ)を作ります。
この句では、秋の明るい日差しの中で、つんざくような鳴き声を上げて飛んでいる鵙には、きっとその明るさの中に、悲しいことを体内に含んでいることでしょう、と詠っていますね。
作者かとう・しゅうそんの紹介は、2005年1月22日を参照。
(出典:辻 桃子監修「俳句の鳥」、創元社、2003年刊)
・ソフトバンクが第6戦を無失点リレーで勝ち抜き、対戦成績を4勝1敗1引き分けで、2年連続の日本一に輝きました。日本シリーズのMVPは甲斐拓也捕手が選ばれました。印象は、広島は地方区、ソフトバンクは全国区。パリーグがセリーグを圧倒していることが如実に現れました。短期決戦で工藤監督の采配が緒方監督を圧倒しましたね。これで野球シーズンが終わりました。広島ファンの溜息が聞こえてきます。


投稿者 m-staff : 2018年11月04日 09:53

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