[2018年11月05日]

鶏頭きれば卒然として冬近し

島村 元(1893~1923)

冬近しが秋の季語。冬隣り、冬を待つなども同意の季語です
この季語は、すぐそこに冬が来ている気配を指し、また「冬隣り」はより密接した感覚です。年末を控え、収穫も終り、何か緊張感の漂う時候を言います。
この句では、秋の庭の鶏頭が盛りを過ぎて汚くなったのを刈り込むと、そのあとにわかに「冬近し」の風景になってしまった、と詠っています。庭に鶏頭があるのとないとでは大違い、かえって存在感を呼び起こしてしまったというわけです。その大きな変化を「卒然」という言葉が表現しています。
今日は、世界津波の日。2015年の国連総会で我が国が提案した「世界津波の日」が採択されました。これは1854年11月5日に和歌山県で起きた大津波の際に村人が収穫した稲むらに火をつけて知らせた「稲むら火」に由来しています。
作者しまむら・はじめの紹介は、2009年9月4日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・アメリカ議会の中間選挙が日本時間の6日夜から投票が始まります。さて、トランプ政権に対して国民はどのような判断をするのでしょうか。民主党も共和党も私たちから見れば同じように見えますが、そこは白人と非白人との戦いの場でもありますね。

投稿者 m-staff : 2018年11月05日 09:56

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