[2018年11月06日]

風紋をつくる風立ち暮の秋

鈴木真砂女(1906~2003)

暮の秋が秋の季語。秋暮るる、暮秋(ぼしゅう)、秋の末なども同意の季語です。
秋の季節の終わりごろのこと。よく混同される「秋の暮」は、秋の日暮れのことを言います。この二つは混同されますが、混同は秋の暮に関してで、季節と日の両方に使われることがありました。暮の秋の方には混同がなく、季節にだけ用いられました。
この句の「風紋」は、砂丘の表面などに風によってできた模様を言います。この言葉にはじめて接したのは、新宿にあった今は無い文壇バー「風紋」でした。言葉の響きが素敵で何かしら郷愁を覚えさせてくれました。ママの林さんにお世話になった小説家も多くいましたね。秋の終わりになって風が立って風紋を作っている風景が浮かび上がってきます。明日は立冬です。
作者すずき・まさじょの紹介は、2005年1月16日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・アメリカのトランプ政権に対する審判の場となる中間選挙は日本時間の6日夜から投票が始まります。アメリカの良識が問われる選挙ですね。いずれの選挙区も大接戦になりそうです。なんとかクレイジーなトランプの暴走を止められないものでしょうか。

投稿者 m-staff : 2018年11月06日 09:39

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