[2018年11月20日]

風吹かば修羅となるべし落葉道

桂 信子(1914~2004)

落葉道が冬の季語。落葉、落葉(らくよう)、落葉風、落葉雨、落葉時雨、落葉掻、落葉籠、落葉掃く、落葉時なども同意の季語です。
木々の葉は、晩秋から初冬にかけてしきりに落下します。地上に散り敷き、また水面を彩り、冬の深まりとともにやがては消えてゆきます。枝を離れて散ってゆく葉もすでに落ちている葉も落葉と言います。短い間に葉を落とすもの、ゆっくり時間をかけて散ってゆくものなど、木によってさまざまな様相を呈します。しきりに落葉する様子を雨や時雨に例えて落葉雨、落葉時雨と言いますね。
この句では、風が吹いて道に修羅のように落葉が舞っていると詠っています。いささか大袈裟ですが、その様子が翌日伝わってきますね。修羅は、阿修羅の略で、天上の神々に戦いを挑む悪神とされています。
作者かつら・のぶこ紹介は、2005年6月4日を参照。
(出典:倉橋羊村著「私説現代俳人像」(上)(東京四季出版、1998年刊)
・昨日夕刻に、日産のカルロス・ゴーン会長が金融商品取引法違反の疑いで逮捕されました。20年にわたって日産の経営に携わってきた実績が一挙に崩壊しましたね。まだまだ色々な問題が噴出しそうです。ゴーン会長を核に、日産、ルノー、三菱自動車工業の提携話は振り出しに戻るでしょうね。

投稿者 m-staff : 2018年11月20日 09:58

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