[2018年11月27日]

冬菜洗ふあたりの濡れて昼の月

松村蒼石(1887~1982)

冬菜が冬の季語。菜屑(なくず)、冬菜畑も同意の季語です。
冬になっても畑に生育する菜を総称して「冬菜」と言います。そのほとんどがアブラナ科の植物ですね。9月ごろに種をまいて、冬から翌春に収穫します。東京の小石川の小松菜は、浸し物、和え物、吸い物などに利用されます。また、各地の冬菜でよく知られているものに、長野の野沢菜、広島の広島菜、京都の酢茎菜(すぐきな)、福島の信夫菜(しのぶな)、九州の鰹菜などがありますね。
この句では、周りを濡らして冬菜を洗っている庭先から昼の月が出ていると詠っています。冬菜の緑が冴えています。
作者まつむら・そうせきの紹介は、2006年9月23日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・クリミア半島周辺の海域でロシア側から銃撃されたことを受けて、ウクライナはロシアとの国境付近に戒厳令を発令。またクリミア半島がきな臭くなりましたね。NATOは、ウクライナとの協力関係を深めていて、これまでにもロシアによるクリミアの併合を強く非難しています。大きなドンパチにならないように願っています。

投稿者 m-staff : 2018年11月27日 09:52

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