[2018年11月28日]

枯野ありイエスはいつも足垂れて

有馬朗人

枯野が冬の季語。枯野原、枯原、枯野道、枯野宿、枯野人、朽野
(くだらの)なども同意の季語です。
冬になって、一面に生い茂っていた草も枯れて、虫の音も絶え果てた、もの淋しい野原を言います。この季語は、芭蕉が詠んで以来、俳句を作る者にとっては特別な意味を持っていますね。
旅に病んで夢は枯野をかけ廻る  芭蕉
この句では、はりつけになったイエス・キリストの姿をほうふつと浮かび上がらせています。確かにキリスト教の教会では、高く設けられた祭壇の一番目立つところに、イエスの磔刑の姿が足を垂れています。「枯野あり」と信者である作者が言い切った凄さに感服しました。
作者ありま・あきとの紹介は、2005年1月11日を参照。
(出典:倉橋羊村著「私説現代俳人像」(上)(東京四季出版、1998年刊)
・国会では、外国人人材法案が衆院で可決し、参院に送られました。与党側は来月10日までに成立させたい意向ですが、与野党ともに議論が空転しています。働く者の意向をよくわかっていない議員たちの討論に失望します。

投稿者 m-staff : 2018年11月28日 09:14

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