[2018年12月01日]

仲見世の裏行く癖も十二月

石川桂郎(1909~75)

十二月が冬の季語。
今年もいろいろなことがね。十二月の声を聞けば、何やらあわただしく感じるのは、私だけではないでしょう。
一年最後の月。日が身近かくなって朝晩は屋内の暖房も欠かせなくなってきました。十二月は、極月、師走とも言いますが、十二月というときには、時間的、時候的な印象で、極月や師走はもっと人間的なものが加わります。
この句の「仲見世」は、浅草の仲見世でしょうね。浅草寺の境内にある商店街を指しています。時は師走の十二月ですから、表のお店ではなく、何時も行くその裏のお店に顔を出している作者の姿を思い浮かべます。
今日は、映画の日、歳末助け合い運動開始、世界エイズデーなど。
作者いしかわ・けいろうの紹介は、2006年2月8日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・国の来年度予算が一般会計の総額で100迢円を超す見通し。財政健全化は一向に進まず。後は野となれ山となれで、子孫に付けを回していったいこの国はどうなって行くのでしょうね。暗然。

投稿者 m-staff : 2018年12月01日 09:32

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