[2018年12月05日]

ときをりは影となりつつ落葉掻

鷲谷七菜子(1923~2018)

落葉搔(おちばかき)が冬の季語。落葉、落葉(らくよう)、落葉籠、落葉期なども同意の季語です。
美しく紅葉していた木々の葉も、晩秋から初冬にかけてしきりに落葉します。地上に散り敷く様子は、はかなくも悲しげに見えます。木によってさまざまな様相を見せ、降り積もった落葉を踏んで歩く時の感触や音、香りに冬の訪れを実感しますね。
この句では、落葉を掻いている人の動きをじっと見つめて、普段は気がつかない光と影のあわいを句にまとめています。落葉を箒でかき集めて落葉焚をすることもあるでしょうね。
この作者は今年3月に亡くなりました。
作者わしたに・ななこの紹介は、2006年3月9日を参照。
(出典:倉橋羊村著「私説現代俳人像」(下)(東京四季出版、1998年刊)
・JR山手線・京浜東北線の田町‐品川駅間に2020年春に開業する新駅の名前が「高輪ゲートウェイ」に決定。JR東日本は一帯の車両基地跡地13ヘクタールの再開発に取り組んでおり、羽田空港とのアクセスの良さを生かして国際交流拠点づくりが本格化しそうですね。

投稿者 m-staff : 2018年12月05日 09:49

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