[2018年12月06日]

時雨たるあとの日ざしの移りゐし

後藤夜半(1895~1976)

時雨が冬の季語。時雨るる、朝時雨、夕時雨、小夜時雨、村時雨、北時雨、横時雨、片時雨、時雨雲、時雨傘なども同意の季語です。
秋や冬のころに、さっと降ってはさっと上がる雨のことで、11月から12月にかけてよく見られますね。これを時雨と言い、「しぐるる」と動詞にも使います。朝時雨、夕時雨、小夜時雨は降る時間帯を表したもの。陰暦10月を時雨月とも言います。これは北風が強く吹き、山々に当たって降雨を起こした残りの水蒸気が風に送られて山越えしてくる急な雨で、降る場所はとても狭い範囲なりますね。
この句では、時雨が降った後に、刻々と日差しが移ろう光景を詠っています。
作者ごとう・やはんの紹介は、2005年9月6日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・指揮者の小澤征爾が昨晩、1年2か月ぶりにオーケストラを指揮しました。病気やけがを克服しながら順調な回復ぶりをアピール。サン=サーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」。演奏は、アンネ=ゾフイ・ムターのヴァイオリン、サイトウ・キネン・オーケストラでした。10分間の熱演でしたが、さぞや素晴らしい出来でしたでしょうね。

投稿者 m-staff : 2018年12月06日 09:53

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