[2018年12月10日]

人妻の風邪声艶にきこえけり

高橋淡路女(1890~1955)

風邪声が冬の季語。風邪、感冒、流感、インフルエンザ、風邪薬、鼻風邪、風邪気なども同意の季語です。
インフルエンザが流行っていますね。人込みに出かけることも少なくなって、その心配は薄れていますが、風邪にかからないようにうがいや手洗いは励行しています。
風邪は、はなみず、くしゃみから始まって、咳、喉の痛み、発熱など、呼吸器系の粘膜の急性症状が普通は起きます。風邪にはいろいろな種類があります。風邪薬はたくさん市販されています。風邪を引いたら休むに限りますね。
この句では、女性ならではの視点から、風邪声でも人妻なら何やら艶っぽく聞こえる、と詠っています。
作者たかはし・あわじじょの紹介は、2006年6月4日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・アメリカと中国の間で摩擦が激しくなっています。「中国は安全保障上の脅威」と、トランプ政権は、中国の通信機器大手の女性経営者を逮捕。余計なちょっかいをかけています。これがほかの部分に広がらなければいいのですが。

投稿者 m-staff : 2018年12月10日 10:06

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