[2018年12月12日]

耳も目もたしかに年の暮るるなり

阿部みどり女(1886~1980)

年の暮るるが冬の季語。歳晩、年末、歳末、年の末、年の際、年の瀬、年の果、年の終り、年の残り、年の別れ、年尽く、年つまるなども同意の季語です。
12月も押し迫ったころの年の終りを言います。繁華街や街では歳末大売り出しに活気づき、各家庭でも新年の準備に追われる頃となりました。1年の節目の年末ということで、職場でも多忙な生活に拍車がかかりますね。あわただしい暮らしの中から今年中に行うことと来年に伸ばすことも決める時期にも当たっていますね。
この句では、そのような状態を素直に句に詠んでいます。あれこれ考えている中でも確かに耳や目が年の暮を感じていると心理状態を表しています。
作者あべ・みどりじょの紹介は、2005年6月2日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・横須賀は冷たい雨が降っています。関東甲信越では、11日夜から12日朝にかけて山沿いを中心に雪が降り、前橋では初雪となりました。山沿いでは雪が積もっているところがあり、交通機関に注意が必要です。前橋の初雪は平年より4日早く、去年より21日遅くなっています。いよいよ本格的な冬に入りますね。お風邪など召しませぬように。

投稿者 m-staff : 2018年12月12日 09:52

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