[2018年12月15日]

柊の花に何喰む神の鷄

久米三汀(1891~1952)

柊(ひいらぎ)の花が冬の季語。花柊用い同意の季語です
柊は、木偏に冬と書いて冬の木の代表とされていますね。モクセイ科の常緑小高木。関東以西の山中に自生していますが、芳香が喜ばれて庭や生垣にも植えられています。高さは3メートルほど、葉は濃緑色で光沢があり、硬くて鋭いとげがあります。葉の付け根に小さい白い花が多く集まって開きま、花は細かく、葉に隠れてほとんど目につきませんね。
この句では、「何喰(は)む神の鷄(とり)」と読ませます。柊の咲いている下あたりで、神社で飼われている鶏が境内でしきりに何かをついばんでいます。それが人の眼には何であるかはよくわからない、と詠っています。
今日は、東京世田谷のボロ市。
作者くめ・さんていの紹介は、2006年2月12日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(下)」、創元社、2008年刊)
・今年は、「災」の年。7月に発生した西日本豪雨の被害額は被災地の11府県で1兆7000億円。さらに北海道での大規模停電、関西空港の一時閉鎖なども新たな災害として発生しています。人間と自然との闘いは終わり無く続きますね。

投稿者 m-staff : 2018年12月15日 10:04

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