[2018年12月18日]

モンマルトルの露地を転がり毛糸玉

星野紗一(1921~2006)

毛糸玉が冬の季語。毛糸、毛糸編むも同意の季語です。
毛糸編むは、冬用の毛糸のセーター、カーディガン、帽子、手袋などを編むことを言います。女性が編み棒を動かして手編みしている様子が浮かんできます。
この句では、パリのモンマルトルの露地を歩いていたら毛糸玉が転がってきたと詠っています。ほのぼのとした気持ちにさせられる句ですね。
この句のモンマルトルは、パリ市の北部の高さ130メートルの小高い丘にあり、19世紀以来多くの芸術家が集まり、印象派、象徴派、立体派などの近代美術の揺籃地と呼ばれていますね。この地域には、サクレクール大聖堂、ムーランルージュなどが良く知られています。私も遥か昔にフランスへ出張し仕事の合間に訪ねたことがあります。
作者ほしの・さいちの紹介は、2008年10月17日を参照。
(出典:倉橋羊村著「私説現代俳人像」(下)(東京四季出版、1998年刊)
・ニューヨーク株式市場は、景気の先行きを懸念してダウ平均株価は一時、600ドル以上値下がりしています。日本もこれに連動することでしょう。トランプの米中貿易摩擦が深く影を落としています。

投稿者 m-staff : 2018年12月18日 09:56

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