[2018年12月29日]

雨だれの大きなたまの年惜しむ

安住 敦(1907~88)

年惜しむが冬の季語。
今年もあとわずかですね。年惜しむは、去ってゆく年に愛着を感じ、惜しむ気持ちを言います。年の暮、年歩むという季語にもあらためて1年という歳月を振り返る思いが込められて、いささか感傷的にもなり、年惜しむに至っては、特に感慨深いものがあります。
この句には、鎌倉の円覚寺にてという「前書き」があります。雨だれが大きな山門の軒から落ちています。「大きなたま」は雨だれの大きさを言い、その思いがけないような大きさから、ふくれて落ちるのを見つめながら、年を惜しむ作者の気持ちがあふれていますね。
作者あずみ・あつしの紹介は、2005年2月28日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・今朝はぴりりと寒く。晴れ上がっていて富士山も相模湾もよく見通せます。日本海側は雪です。今日が帰省ラッシュで交通機関は混雑が予想されます。年末年始をふるさとや行楽地は人がいっぱい。我が家は買い出しに大忙しです。

投稿者 m-staff : 2018年12月29日 09:38

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/6680