[2019年01月06日]

裏山にゑくぼの日ざし福寿草

成田千空(1921~2007)

福寿草が新年の季語。元日草も同意の季語です。
キンポウゲ科の多年草で、植物の中で最も福々しい名前を持っていますね。元来は、野生の宿根草。新年を祝う花として親しまれているので元日草と言います。ともに日本でつけられた名前で漢名は側金盞花(そくきんせんか)と呼びます。しかし、新暦の促成栽培でなければ花は開きません。自然の状態では1月末にかけて地上すれすれに黄金色の花をつけ、昼に開き、夕方にしぼみながら大きくなります。
この句では、裏山に日差しが当たるころ、まるでゑくぼのように福寿草が咲いている、と詠っています。
作者なりた・せんくうの紹介は、2006年3月28日を参照。
(出典:大野林火監修「入門歳時記 新版」(KADOKAWA、2018年刊)
・今日午前中、全国各地で「部分日食」になります。横須賀は雲が多く見ること難しいかもしれません。部分日食は、太陽と月と地球が一直線状に並んだ時に、地球から見て太陽の一部が月に隠れる現象で、日本から観測されるのは3年ぶりです。国立天文台では安全な方法で対処するように呼び掛けています。

投稿者 m-staff : 2019年01月06日 09:41

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