[2019年01月08日]

いんぎんにことづけたのむ淑気かな

飯田蛇笏(1885~1962)

淑気(しゅくき)が新年の季語。淑気満つも同意の季語です。
新しい年を迎えた喜びは、すべてのものに香気をもたらし、清冽さを感じ取って、それまでの日常とは別の世界をもたらしてくれます。漢詩で使われる「淑気」は、新春の瑞祥の気の満ちている様子を指します。俳句では、そのような清新の気と言うことでこの季語が使われていますね。
この句の平仮名の「いんぎんにことづてたのむ」は、漢字交じりにすると「慇懃に言づて頼む」となります。平仮名の方が改まった不思議な効果を上げています。
作者いいだ・だこつの紹介は、2005年6月23日を参照。
(出典:平井照敏編「季寄せ」NHK出版、2001年刊)
・松過ぎて、日産のゴーン前会長の拘留の理由を明らかにする手続きが今日午前10時半から東京地裁で行われ、前会長が自ら出廷して意見を述べます。どのような主張をするか内外のメディアが注目しています。勾留の取り消しを求めますが、裁判所はどのような判断をするか見ものですね。

投稿者 m-staff : 2019年01月08日 09:50

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/6691