[2019年01月11日]

傍観す女手に鏡餅割るを

西東三鬼(1900~62)

鏡餅割るが新年の季語。鏡開、お供へくづしなども同意の季語です。
1月11日、正月に歳神に供え飾った鏡餅を小さく割り、お汁粉にしたり、雑煮にしたりして食べ祝うことを言います。その際は、鏡餅を刃物で切らないで、槌などで叩き割ることを開くと言っています。昔、武家では甲冑(かっちゅう)に供えた鏡餅を食べて祝い、女子は鏡台に供えた鏡餅を食べて祝いました。今では、柔道の講道館での鏡割りがよく知られています。
この句では、女性が鏡餅を割ることが珍しかった時代を伝えてくれます。今ではそのようことは普通で、珍しくもなんともなりましたね。「傍観す」が効いています。
作者さいとう・さんきの紹介は、2005年1月18日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・また中央官庁がチョンボをしました。厚生労働省の不適切な調査によって、延べ2000万人の方々に保険を過少支給、差額の支給額が500億円以上にのぼります。これにより新年度の予算案を修正することになります。お役人は一体何をしているのでしょうね。

投稿者 m-staff : 2019年01月11日 09:54

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