[2019年01月13日]

山より日ほとばしきりぬ実千両

永田耕一郎(1918~2006)

実千両が冬の季語。千両、仙蓼(せんりょう)も同意の季語です。
縁起の良い名前とつぶらな赤い実が好まれて、切り花として正月の飾りになくてはならないものですね。センリョウ科。暖地の山林の樹下に自生する常緑小高木。冬になると、4枚の葉の中心に赤く熟した可愛い球形の実をたくさん結びます。縁起の良い名前、年を越しても落ちない実、鮮やかな彩りなどが好まれて、新年の花材によく使われています。
この句では、山より日が迸(ほとばし)ったような元気な実千両が心を和ませてくれると詠っています。我が家でも年末から新年にかけて眼を十分に癒してくれました。
作者ながた・こういちろうの紹介は、2006年10月8日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(上)」、創元社、2008年刊)
・昨日は東京都心で初雪となりましたが、横須賀は久しぶりの雨でした。今朝は晴れて、相模湾に船が3艘ほど浮かんでいるのが見えます。富士山は雲に隠れています。この3連休は正月の疲れを取るには格好ですね。

投稿者 m-staff : 2019年01月13日 09:54

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