[2019年01月23日]

恋にうとき身は冬枯るる許りなり

正岡子規(1867~1902)

冬枯るるが冬の季語。冬枯、枯る、枯も同意の季語です。
冬も深まって、木も草も枯れ果てて、野も山も路傍や庭、それに川さえも枯れ一所になった荒涼たり光景を指します。
この句では、作者が女性との関係の薄さを自ら吐露しているように見えます。疎(うと)いとは、その人に関係の薄い状態を言います。子規の艶聞は伝えられていませんね。恋に疎き身というのは本当のことのようですね。「身は冬枯るる許(ばか)り」とは、結核にかかっていて、肉体的な自信のなさを示した弱気な一面ですが、精神は強靭なものを持っていましたね。
同じ作者に次の句があります。
草山の奇麗に枯れてしまひけり  子規
そのものずばりの写生句です。
作者まさおか・しきの紹介は、2005年 1月20日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」、新潮社、2005年刊)
・安倍は、プーチンに翻弄されていますね。最後は、平和条約だけ結んで終わりとなりそうな予感がします。テニスの大坂選手は全豪オープンで準々決勝を戦っています。

投稿者 m-staff : 2019年01月23日 09:46

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