[2019年02月03日]

節分の宵の小門をくぐりけり

杉田久女(1890~1946)

節分が冬の季語。節替りも同意の季語です。
節分は、季節の分岐点で、冬から春への変わり目を指します。新しい春を迎える前日です。地方によっては、「節替り」という古い呼び名を残しているところもあります。立春の華やぎが感じられます。この日は多くの神社仏閣で、災厄を追い払う春を迎える意味で追儺(ついな)が行われます。一般家庭でも豆を撒いたり、鰯の頭や柊の枝を戸口に挿したりして邪霊を追い払います。我が家では、豆撒きの豆の準備をして、豆の数を数えるのは遥か昔に止めましたね。
この句で言う「小門」は、大門の側に造られた小さい門のこと。
節分の宵に、よそのお宅を訪問するときは、鬼に間違われないよう大門ではなく、小門からそっと入る、と詠っています。
作者すぎた・ひさじょの紹介は、2005年1月26日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・スピードスケートのワールドカップで小平選手が21連勝。スキージャンプ男子の小林陵侑選手が今季10勝目。スキージャンプの女子・高梨選手は4位。それぞれ活躍しています。

投稿者 m-staff : 2019年02月03日 09:59

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