[2019年02月06日]

草の芽のいまかがやくは命かな

小林康治(1912~92)

草の芽が春の季語。名草の芽も同意の季語です。
春になって、大地に萌え出てくる草は多く、雑草を含めた草の芽のことを言います。特定の植物の場合は、菖蒲の芽、菊の芽、百合の芽、桔梗の芽、牡丹の芽などと言い、これらの名のある草をまとめて「名草(なぐさ)の芽」と言います。草の芽も早春の日差しを喜んでいるように見えます。
この句では、たしかに草の芽は、「命が輝いている」ように見えますね。動物も植物も命の輝く春の日を存分に浴びたいと願っていますね。
同じ作者に次の句があります。
草の芽の大方正し貧去らず  康治
春の大地から様々な草の芽が緑の芽吹きを見せていますが、顧みれば貧乏な生活は変わらない、と詠っています。
作者こばやし・こうじの紹介は、2008年8月1日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・将棋の藤井聡太七段、師匠の杉本昌隆七段はともに「順位戦」で師弟そろっての昇級をかけて対局に臨みましたが、ともに敗れました。これにより二人の昇級の望みは来月の最終局に持ち越されました。楽しみが持ち越されましたね。

投稿者 m-staff : 2019年02月06日 09:45

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