[2019年02月08日]

針供養女の齢くるぶしに

石川桂郎(1909~75)

針供養が春の季語。針納め、針祭るも同意の季語です。
関東では、2月8日、関西では12月8日。折れた針の供養をしたり、裁縫が上手になるようになどを願う日です。東京では浅草観音堂にある淡島堂で、神前の供えたお豆腐に針を刺して供養をします。なお、この日は針を使うなという言い伝えがあります。
この句では、面白いところに目を付けています。女性のくるぶしを取り上げて、その人の齢(よわい)がわかるというのですから、怖い話ですね。
同じ作者に次の句があります。
町中の寺の灯ともる針供養  桂郎
昔にはこのような光景もあったのでしょう。
作者いしかわ・けいろうの紹介は、2006年2月8日を参照。
(出典:石 寒太著「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・日本の上空を西から東へ吹く「偏西風」の蛇行によって、北極にあった強い寒気が北海道上空に観測史上最強レベルのきびしい寒さが襲っています。その影響が9日には関東地方へも及びそうです。注意しましょう。

投稿者 m-staff : 2019年02月08日 10:02

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