[2019年02月12日]

物置けばすぐ影添ひて冴返る

大野林火(1904~82)

冴返るが春の季語。凍返る、しみ返る、寒返る、寒戻る、寒の戻りなども同意の季語です。
暖かくなりかけてから寒さのぶり返すことを言います。冬の季語「冴ゆ」を受けています。「冴ゆ」は、しみいるような冷たさを言ったり、澄み切った感じのすることを言いますね。春めいてきたころに、西高東低の冬型の気圧配置になったり、春の強風のあとに大陸から寒波が入り込んで、ひとしお寒さを感じたりします。太平洋上を低気圧が過ぎるとき、太平洋側に雪が降り、大きな被害をもたらします。
この句では、そのような気候の時、何か物を置けば、即、影が生まれると、詠っています。
作者おおの・りんかの紹介は、2005年6月13日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・この週末は、雪に関する気象予報に振り回されましたが、横須賀地域は雪にならずに助かりました。一時、霙らしきものが降りました。これは雪になるかもしれないと心配しました。今朝は快晴です。ところで、テニスの大坂なおみ選手が昨シーズンから指導を受けてきたサーシャ・バジンコーチとの関係を解消しました。いよいよ自立ですね。

投稿者 m-staff : 2019年02月12日 10:28

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