[2019年02月15日]

涅槃会のとりけものらの裾に侍す

上田五千石(1933~97)

涅槃会(ねはんえ)が春の季語。涅槃、仏忌、お涅槃、涅槃忌、涅槃図、涅槃雪、寝釈迦なども同意の季語です。
釈迦が入滅した日と言われる陰暦2月15日の法要のこと。各々の寺院では、涅槃図を掲げ遺教経(ゆいきょうぎょう)を読誦(どくじゅ)し、遺徳を偲びます。涅槃会は、飛鳥時代に奈良の元興寺(がんこうじ)で始められた、と言われています。涅槃図は、入滅した釈迦の周りで、仏弟子、諸天、鬼神、鳥獣などが嘆き悲しむ様子を描いたものです。仏教行事の代表的なもので、釈迦への崇敬と讃美が宿る法要です。
この句では、涅槃図の中で、鳥獣の裾に侍(じ)して、作者も加わっているように詠っています。
作者うえだ・ごせんごくの紹介は、2005年1月19日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・トランプ政権は、「国境の壁」建設に向けて「非常事態宣言」を議会に諮らずに出すことを明らかにしました。これに対して民主党は法的手段で対応することを明言しています。どのような展開になるのか予断を許しませんね。

投稿者 m-staff : 2019年02月15日 09:44

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