[2019年02月16日]

きさらぎのひとを迎へし野のひかり

八幡城太郎(1912~85)

きさらぎ(如月)が春の季語。衣更着(きさらぎ)、梅見月、初花月、雪解月なども同意の季語です。
きさらぎは、陰暦2月のこと。陽暦の2月半ば過ぎから3月の末に当たり、春のさなかです。衣更着の字を当てるのは、寒さが戻って、衣を更に着るからで、きぬさらぎをきさらぎと誤ったことによります。従って、余寒のあることを念頭に使います。草が生えはじめ、木の芽が出てくる月のこと。本意としては、梅見とか初花の季節ですが、なお寒さは続きますね。
この句では、如月に入って、ようやく寒さのピークを過ぎて、野に光が戻り、大事な人がやってきたと詠っています。
作者やはた・じょうたろうの紹介は、2007年12月14日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・昨日の横須賀は春の雪。淡雪が午前中に降りました。寒かったですね。今朝は、その反動でしょうか、明るく晴れています。

投稿者 m-staff : 2019年02月16日 08:45

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