[2019年02月27日]

犬ふぐり大地は春を急ぐなり

阿部みどり女(1886~1980)

犬ふぐりが春の季語。いぬのふぐり、ひょうたんぐさなども同意の季語です。
空色の可愛らしい犬ふぐりが咲き始めました。晴れた日がうれしくなるような植物ですね。2月から4月にかけて、道端やあぜ道、野原などどこにでも咲いています。ゴマノハグサ科の越年草。花は朝日を受けて開き、夕方になると閉じます。花の後の実の形が犬の陰嚢に似ているのでこの名前があります。
この句では、大地は春を急ぐかのように、犬ふぐりを咲かせると詠っています。
作者あべ・みどりじょの紹介は、2005年6月2日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・ジャーナリストの松尾文夫さんが逝去されました。85歳でした。共同通信によると訪問先のアメリカニューヨーク州シラキュースのホテルで25日に死去し、高齢による自然死だったと見られています。合掌。松尾さんは大学の先輩、清水幾太郎先生のつながりで何度かお会いし、日米関係の未来について卓見を示されました。特に、日韓関係が悪化した先月には「韓国側の対応策の検討を見守り、静かに接することからはじめたらどうか」と機関誌に寄稿していました。

投稿者 m-staff : 2019年02月27日 10:07

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