[2019年03月01日]

外人墓地風のしやみせんぐさの撥

中尾寿美子(1914~89)

しやみせんぐさ(三味線草)の花が春の季語。薺(なずな)の花、花薺、ぺんぺん草、庭薺なども同意の季語です。
春の七草のひとつ。北半球の温帯に分布し、わが国では北海道から九州までどこにでも生えています。アブラナ科の2年草。ぺんぺん草の名が良く知られているのは、実が三角の三味線の撥(ばち)に似ているからです。薺の花はひっそりと咲きます。3月から4月ごろになると、白い四弁の十字形の小花を総状に咲かせます。キャベツ畑や大根畑の畔によく咲いていますね。
この句の「外人墓地」はどこでしょうね。異国に果てた人々の墓地に、ひっそりとたくさんの薺の花が咲いている、と詠っています。
作者なかお・すみこの紹介は、2008年1月27日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・昨日の米朝首脳会談は、合意に至らずに物別れ。相変わらずトランプの取引に引きずり回されています。似たような二人が世界の命運を握っているかの振る舞いに呆れますね。

投稿者 m-staff : 2019年03月01日 09:53

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