[2019年03月02日]

石仏の嘆き聞く日ぞ母子草

秋元不死男(1901~77)

母子草が春の季語。ははこ、おぎやう、ごぎやう、ほうこ草なども同意の季語です。
春の七草のひとつ。昔は、おぎやうと呼ばれ、これは人形(ひとがた)の意味から来ています。大小の立ち姿は母と子のように見えます。へら形の厚い葉は両手のようで」、黄色い頭状花は顔のようにも見えますね。キク科の2年草。3月ごろになると、根元から茎が数本に分かれて伸び、その頂きに淡い黄色の小さい花が密集して咲きます。
この句は、石仏に対する作者の思いが伝わってきます。石仏の嘆きを聞く日とした日に、母子草が咲いていると詠っています。きっと子を失った母の気持ちなのでしょうか。
作者あきもと・ふじおの紹介は、2005年4月24日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・新年度予算案は、統計不正問題に揺れた衆議院予算委員会で可決され、2日未明に衆議院を通過し、年度内に成立することになり、週明けから参議院へ舞台を移します。与党は、予算の中身を議論させずに、野党を統計不正問題へ引き込んだのは作戦勝ちでしょうね。

投稿者 m-staff : 2019年03月02日 09:40

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