[2019年03月03日]

折あげてひとつは淋し紙雛

三橋鷹女((1899~1972)

紙雛(かみひいな)が春の季語。雛祭、雛、ひひな、雛遊び、雛人形、内裏雛、五人囃子、男雛、女雛、立雛、土雛、雛壇、雛菓子、雛あられ、雛の客、雛の宴なども同意の季語です。
今日は、雛祭。耳の日。女児の息災を祈る行事。桃の節句のこと。中国の風俗に、3月の上巳の日に、水辺に出て災厄をはらう行事があり、それが曲水の宴となり、桃の酒を飲む風習を生みました。後に、3月3日に行うようになり、桃の日、桃花節と言われるようになりました。雛を飾って祭る雛祭は、近世以降のもので、数々の雛人形が生まれましたが、年々、時代を反映した変わり雛も生まれるようになりました。
この句では、折り紙でお雛様を作っているうちに、一つだけ寂しげな雛人形が出来上がった、と詠っています。これは作者自身を反映していると見ました。
作者みつはし・たかじょの紹介は、2005年2月26日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記(第二版)」、雄山閣、2003年刊)
・女子サッカーのなでしこジャパンが強豪ブラジルに3対1で快勝。若手が活躍しました。先日、世界1位のアメリカに2対2で引き分け。6日にはイングランドと対戦。新生なでしこジャパンはようやく若手が成長して世界と互角に戦えるようになりましたね。

投稿者 m-staff : 2019年03月03日 10:12

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