[2019年03月09日]

いま一つ椿落ちなば立ち去らん   

松本たかし(1906~56)

椿が春の季語。山椿、藪椿、乙女椿、白椿、赤椿、紅椿、一重椿、八重椿なども同意の季語です。
横須賀市西公園の椿も見ごろが過ぎて散り始めました。山茶(つばき)と書くのが正しいと言われています。北海道を除いて日本各地に自生した植物で、昔から日本人に親しまれた花ですね。木偏に春と書くように、日本の春の代表的な花。江戸時代に今日のような味のある花が作られたと言います。椿は常緑樹で、葉は肉が厚く艶のある緑色。花は枝先に一つずつ咲き、花全体がぽとりと落ちると嫌われますが、花期が長いのが特徴です。
この句でも花の落ちるのに目を留め、いま一つ落ちれば立ち去ろうとしている瞬間を詠んでいます。
同じ作者に次の句があります。
みんなみの海湧立てり椿山  たかし
南に向いた温暖な地方の椿山の椿が湧きたつように咲いていると詠っています。
作者まつもと・たかしの紹介は、2005年4月18日を参照。
(出典:宇多喜代子他編「日本の歳時記」小学館、2012年刊)
・昨日久しぶりにイチロー選手のプレイを見ました。相変わらず軽快に動き回っていました。体力は衰えてゆくでしょうけれども気力でそれを補って前人未到の活躍を期待しましょう。菊池選手はまだまだボールにキレがありません。ベンチの中ではもっと落ち着くこと、水の飲みすぎですね。

投稿者 m-staff : 2019年03月09日 10:15

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