[2019年03月14日]

白紙に土筆の花粉うすみどり

後藤夜半(1895~1976)

土筆(つくし)が春の季語。つくづくし、つくしんぼ、筆の花、土筆野、土筆摘むなども同意の季語です。
日当たりの良い土手や野原などで見かけます。トクサ科の多年草。杉菜の地下茎から出る胞子茎で、褐色の茎の先端に長い楕円形の胞子穂をつけて、茎が伸びると淡い緑色の胞子を盛んに散らします。また、袴という退化した褐色葉を茎の節ごとに付けます。
この句では、野山で摘んできたばかりの土筆を白い紙の上に広げて袴を剥いている様子がわかります。土筆の頭からこぼれた粉が白い紙をほんのりとうすみどり色に染めています。それは花粉ではなく胞子ですが、若草の緑と菜の花の黄色の混じり合ったまさしく春の色ですね。
連れ合いに義理チョコひとつホワイトデー  風伯
作者くらた・こうぶんの紹介は、2005年9月6日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(上)」、創元社、2008年刊)
・イギリス議会は14日朝、EUと何の取り決めもないまま離脱する「合意なき離脱」の回避を支持しました。賛成321、反対278。議会は今後、離脱の延期の是非について議論を進めることになります。まだまだ大英帝国の興亡は続きますね。

投稿者 m-staff : 2019年03月14日 10:07

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/6763