[2019年03月17日]

たんぽぽを折ればうつろのひびきかな

久保より江(1884~1941)

たんぽぽ(蒲公英)が春の季語。鼓草、藤菜、蒲公英の絮も同意の季語です。
公園のあちこちで日を浴びて蒲公英が咲き始めましたね。キク科の多年草。地下茎から切れ込みの深い多数の葉の間から、数本の花茎を出して、頂きに黄色い花をつけます。花のあとに半透明な珠のような絮を吹いて飛ばす遊びは誰しも経験したことでしょう。花期は3月から5月ごろまでで、柔らかい葉は食用になり漢方薬として腫物の治療に用いられます。
この句では、蒲公英の茎を折るとあたかも乳白色の乳を吐いて、うつろな響きがすると詠っています。女性らしいやるせない気持ちが表現されていますね。
作者くぼ・よりえの紹介は、2006年4月6日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・カーリング女子の世界選手権がデンマークで開幕。日本代表の中部電力は、世界3位の強豪スコットランドに快勝。17日は、アメリカ、ドイツと対戦。活躍が期待されます。

投稿者 m-staff : 2019年03月17日 09:51

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