[2019年03月27日]

春の海のかなたにつなぐ電話かな

中村汀女(1900~89)

春の海が春の季語。春の湖、春の浜、春の渚、春の磯なども同意の季語です。
冬の海とは違っていかにものどかなのは春の海ですね。時には荒れることもありますが、それは季語としての「春の海」ではありません。春になると、にわかに風が弱まり、波も静まり、柔らかいうららかな日差しとなってきます。
この句で言う、その彼方とは外国でしょうか。いずれにしても遥かな場所でしょうね。
現在では、電話は誰でもが持ち歩く時代になり、抒情も薄れてしまいました。かつてはロマンを駆り立てる道具でした。この句は懐かしい時代の句となりましたね。
作者なかむら・ていじょの紹介は、2005年1月4日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」、新潮社、2005年刊)
・イスラエルとパレスチナ暫定自治区のガザ地区との衝突について、国連の安全保障理事会は、「戦争の間際にある」と強い言葉で危機感をあらわにしました。イスラエルのネタニエフ首相はトランプの挑発に乗って、取り返しのつかぬ行動をしそうな気配がしますね。

投稿者 m-staff : 2019年03月27日 09:46

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