[2019年04月01日]

花冷えの夕べ日当る襖かな

岸田稚魚(1918~88)

花冷えが春の季語。花の冷えも同意の季語です。
今日は、新元号発表日。新財政年度、年度始め、エイプリルフールなど多様。新しい元号の発表は「4月馬鹿」ではないでしょうね。
桜の咲く花時は、陽気が変わりやすく、ふいに寒くなって困ることがあります。全国的に有名なのは、京都の花冷えで、よく文学などで取り上げられています。この言葉自体は、京都から始まったと言われています。花時にやってくる冷気が、底冷えとして、他の地方より際立っていたので、これが定着したのですね。陽気で華やかな季節におそってくる意外な現象を表す言葉として適切ですね。
この句では、花冷えの日の夕方の日が襖に当たっているというだけで情景がよくわかります。
作者きしだ・ちぎょの紹介は、2005年7月1日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・明治、大正、昭和、平成ときて、新元号は何になるのでしょうね。この4月から5月にかけては皇位継承が滞りなく行われように願っています。

投稿者 m-staff : 2019年04月01日 09:46

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