[2019年05月05日]

雨がちに端午ちかづく父子かな

石田波郷(1913~69)

端午が夏の季語。端午の節句、五月の節句、菖蒲の節句、重五、初節句なども同意の季語です。
今日は、子どもの日。端午とは月の端の午の日を指していましたが、いつの間にか五月の端午の日に替り、ついで午と五をかけて5月5日になりました。端午の由来は中国の詩人屈原が汨羅(べきら)の淵に身を投げて亡くなったことによる風習が日本に伝わったものです。男子が生まれると、5月5日を初節句としてその誕生を祝うようになりました。
この句は、端午の節句が近づいてきたころの父子(おやこ)の気持ちを表しています。端午の日には鯉のぼりが晴天にはためいてほしいし、武者人形もいきいきと晴れた日の飾りになってほしいのですが、「雨がち」であれば、それがかなうかどうか、親子ならずも心配になりますね。
作者いしだ・はきょうの紹介は、2005年2月13日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・連休9日目。故郷や行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュがピークを迎え、新幹線や高速道路などの混雑が予想されます。事故の無いように祈ります。カブスのダルビッシュ投手は相変わらずの乱調、勝敗はつきませんでした。苦労していますね。

投稿者 m-staff : 2019年05月05日 09:56

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