[2019年05月11日]

雪解富士幽かに凍みる月夜かな

渡辺水巴(1882~1946)

雪解富士(ゆきげふじ)が夏の季語。五月富士、皐月富士、夏富士、富士の雪解、富士の農男なども同意の季語です。
陰暦五月の富士で、雪が消えかかり、少しずつ夏山らしくなってきた富士山のこと。雪がほとんど消えるのは7月の中旬ころですが、5月ごろから解け始めます。昔から消えのこる雪の形で農作を占いますが、人の形に見えるのを富士の農男と言い、富士の農馬、富士の農鳥などの言葉があります。
この句では、富士の雪が解け始めるころは、幽(ひそか)に月夜が寒々しくなることも多くありますね。
作者わたなべ・すいはの紹介は、2005年2月4日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・アメリカと中国の貿易問題は、言葉を変えて言えば、米中の覇権争い。貿易摩擦は長期化して、世界経済、ひいては日本経済に多大な影響を及ぼしそうですね。

投稿者 m-staff : 2019年05月11日 09:54

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