[2019年05月19日]

朴の花白きはまれば微光かな

澤木欣一(1919~2001)

朴の花が夏の季語。厚朴(ほお)の花、朴散華も同意の季語です。
朴の木は、モクレン科の落葉高木。日本特産。街路樹などで見かけますが、山地に自生し、高さは20メートルほどにもなります。枝先に直径15センチほどの白い花をつけ、広い葉の上に冠が乗ったように開くので、木から離れたところからでないと
花の姿が見えませんね。白い花からはいい香りがします。「朴散華」という季語はありますが、花そのものは実際に散ることはなくしぼみます。
この句では、木の上で咲いている花を仰ぎ見ると、まさに「白きはまれば微光かな」になりますね。
同じ作者に次の句があります。
朴咲くや津軽の空のいぶし銀  欣一
渋くて味わいのある津軽の空に、朴の花の白さが際立っていると詠っています。
作者さわき・きんいちの紹介は、2005年3月8日を参照。
(出典:大岡 信著「第十 折々のうた」、岩波新書、1992年刊)
・ヤンキースの田中投手、6回まで無失点、好投するも勝敗つかず。ところで、気象庁は、箱根山が火山活動の高まっていると噴火警戒レベル2に引き上げたと発表。4年前にも大涌谷周辺で同じような地震多発の活動がありました。警戒が必要ですね。

投稿者 m-staff : 2019年05月19日 09:52

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