[2019年05月26日]

飛ばざれば醜し燕の子が並び

山口波津女(1906~85)

燕の子が夏の季語。子燕、親燕も同意の季語です。
住んでいるマンションの1階の天井に燕の巣がいつの間にかできました。4月ごろ生まれた雛は、20日から23日かけて親が運ぶ小虫を食べて育ちます。やがて巣を出るようになるとおぼつかないようすで電線などに並んで、少しずつ飛び方や餌を取る方法を身に着けて親元から離れます。普通、燕は一夏に2回繁殖することが多く、1番子と呼ばれる最初の雛を育てた親燕さらにもう一度産卵し、2番子を育てます。
この句は、飛ばない燕の子に何の恨みがあるのでしょうね。大きく口を開けて子燕が並んでいる様子を「醜い」と感じる作者の見方に戸惑いを感じました。
作者やまぐち・はつじょの紹介は、2006年6月16日を参照。
(出典:辻 桃子監修「俳句の鳥」、創元社、2003年刊)
・大相撲夏場所で平幕の朝乃山が初優勝、あっぱれ。横綱、大関、三役陣に喝。トランプ大統領からから賜杯を受け取る気持ちはいかばかりでしょうね。一方、ダルビッシュ、菊池雄星ともにアメリカで苦杯をなめています。

投稿者 m-staff : 2019年05月26日 09:36

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